成果実績

  • TOP
  • 成果実績
  • 武田 規公美(一般社団法人五感脳トレーニング協会)

NAGOYA ICT INNOVATION LAB.

武田 規公美(一般社団法人五感脳トレーニング協会)

2022.04.06 更新

経歴

1999年に中京短期大学保育科卒業。保育士の経験を経て、通信制高校のサポート校で勤務。
2004年には親子教室「チャイルドガーデン」を開校。通信制校のサポート校での勤務時に、掛け算・割り算を足し算にしている子どもたちや、作文を3枚書かないといけない所3行しか書くことができない子どもたちが多く、日本教育の丸暗記教育に疑問を感じ、アメリカの教育機関での研修に参加。
アメリカの学校では、自由に発言をして一人一人の意見を大切にし、答えが違っていてもその子のプロセスがしっかりしていると、ハグをしておもいっきり褒めて自信を育成。日本教育は「暗記形式の結果重視教育で受け身型」で、アメリカン教育は「ディスカッション形式のプロセス重視教育で自発型」と感じたことで、アメリカン教育を導入したゲーム感覚の五感脳トレーニングを、約10年掛かり開発。
2014年に一般社団法人五感脳トレーニング協会設立。

新規事業の内容

子育てセミナーを行うと保育士の先生方の参加者も多く、皆さんとても悩んでいました。そこで約10年掛かって開発をした五感脳トレーニングのカリキュラムを、保育園・幼稚園・学童・放課後等ディサービス・学習塾へ提供して、楽しく脳力アップをするお手伝いをしたいと思うようになりました。ゲーム感覚なので、0才から楽しく学ぶことができ、少しずつ自分で出来る事が増えることで子どもたちの成長が楽しみになり、先生方の負担が減ったと好評を頂いています。
先生方の悩み事で一番多いのは保護者の方への対応です。心理学とコーチングを用いた研修を行うことにより、今までとは違った目線で考えることができるようになり、トラブルが減ったと先生方に喜ばれています。
これからはカリキュラム提供を全国に広げて、楽しく脳力アップをし、先生方の負担を軽減出来る様にサポートをしていきます。

参加当時の現状

これから、個人向けに講師養成講座を行い、全国に五感脳トレーニングの講師を育成し、自分のお子さんや介護で生かしたり、教室を開講して地域の人たちの脳力アップのサポートをしていく人たちを増やすことを考えていました。
しかし、保有している教育コンテンツのマニュアルが出来ておらず、見える化ができていない状態。
制作をしないといけないと思いつつ、どうしたらよいか分からない課題を感じていました。

影響を受けたプログラムと変化

今まであまり細かい事まで考えていませんでしたが、プログラムの中で1つキーワードから8つの事を考えるなどの演習のおかげで一つずつを深く考えるようになりました。先生方が本当に求めているものは何か?を追求するようになり、今までは気付いていなかった事が沢山あるという事に気が付くことができました。そして、細かい事を大切にしていくことで、先生方に分かりやすく伝えるということが出来る事を学びました。

今後の展開

今は海外の知能遊具を使っていますが、これからはオリジナルの教材を制作をして、より良いものを提供出来るようにしていきます。今年の秋には、放課後等デイサービスを設立する予定です。モデル校を作って、ここから新しい教育を発信していきます。勉強ではなく遊び感覚で学べる!障害児でも楽しくドンドン脳力アップをしているので、その輪を全国に広げて楽しく子育てが出来る環境作りをしていきます。「ゲーム感覚で学びを楽しもう!」をスローガンに、「さらなる可能性を広げたい方に、学ぶ楽しさを知り「考える力」「生きる」を育て自分の好きな事で、社会を豊かにする次世代を育成します」の理念の元、人間力も育てる教育をしていきます。