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高校生インターンシップ生が「スタートアップの世界」を体験しました!
2022.10.23
名古屋市経済局では、本市の仕事やスタートアップの世界に関心のある高校生を対象としたインターンシップを実施しました。今年度は、愛知県立天白高等学校1年の千賀理紗さん、愛知県立杏和高等学校2年の森優希さんが参加されました。お二人には、インターンシップ中に、名古屋市が主催する「スタートアップ・ユースキャンプ」の運営のお手伝い、見学や、名古屋市で活躍する起業家にインタビューをしていただき、その体験談を記事にしていただきました。(以下、原文ママ)
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目次
1.「スタートアップ・ユースキャンプ」に参加してみた件
2.実際起業した人にインタビューをした件
3.3日間のまとめ
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1.「スタートアップ・ユースキャンプ」に参加してみた件
私たちはインターンシップとして、スタートアップ・ユースキャンプDAY5,6を見学させていただきました。
(1)スタートアップ・ユースキャンプとは
課題解決のアイデア作りを目的に起業家精神を育てるため、高校生に一か月かけて自分たちのビジネスをつくることを体験してもらうイベントです。(参考)スタートアップ・ユースキャンプ(https://syc.nagoya/)
なぜ名古屋市がこのイベントをやっているのかというと、名古屋市を活性化させるため、大きい会社を作る人を増やしていこうと考えているからです。実際に体験してもらい、起業する可能性のある人を増やすためにユースキャンプを行っています。
イベントの内容は
・起業資金をもとにミッションをし、価値を増やしていく
・自分が取り組みたいテーマに近い人とチームを組み、検討活動を行い、発表する
といったものになっています。
(2)ユースキャンプ発表会について
6チームあった発表の中で、印象に残った2チームについて書きたいと思います。
【感想】
生地を送ってもらえるサービスはとてもありがたいです。通販だと画面越しでしか情報がないので、実際に見て触って確認したい人も多いだろうから、ぜひ実現してほしいです。
【感想】
野菜は必要不可欠な食材です。野菜を育てる農家さんがいなくなってしまっては困るのでぜひ頑張ってほしいです。おいしい商品ができて、フードロスが減って、野菜も有名になっていいことしかないのでたくさんそういう活動をやってほしいです。
(3)交流会について
発表会の後の交流会で実際の起業家の方にアドバイスをもらっていました。
【感想】
起業家の方のお話を私たちも一緒に聞いていました。参加している高校生の皆さんに的確なアドバイスをしたり、今後どうしていくのかを話したりしている中で、頭の中でのふわふわとした記憶ではすぐにきえてしまうけど、言葉にすることで頭の中で大きな塊となって残り続けるという「言葉にしないと消えてしまう」という言葉が心に残りました。
(4)振り返りについて
翌日の振り返りでは、レゴブロックをつかって自分の気持ちや考えを形にして、それを自分の言葉で伝えていました。
【感想】
言葉で表すことはよくやりますが、レゴをつかってやるとは思わず、とてもびっくりしました。うまく言葉にできなくても、思っていることを形にすると自分が考えていることが目に見えるので自分もこれからやってみようと思いました。
(5)まとめの感想
発表を聞いて、同じ高校生なのにすごいと思いました。みんなやりたいことがはっきりしているし、地域課題をちゃんと理解していました。そしてやる気がすごかったです。どのチームの人も自分たちがやっているテーマについて熱い情熱をもっていました。たくさんの人にアンケートしたり、飲食店へ依頼しに行ったりしていて、行動力に驚きました。何かに夢中になっている人はこんなにもかっこいいのだなと、感動しました。
2.実際起業した人にインタビューをした件
助産師としてもともと病院で働いていた杉浦さん。
その時と、今との違いを教えてくださいました。
とにかく全然違うみたいです。私たちもこの話を聞いて、全然働き方などが違うと改めて分かりました。ちなみに、どちらの仕事の方が今楽しいかを聞くとやはり起業後の方が楽しいようです。
また、私たちはどのように起業したのかも気になったので、そのことについても聞いてみました。
Q.一緒に働く仲間はどのように見つけたのですか?
もともと一緒に働いていた同僚や、SNSを使って同じ考えを持っている人を探しました。
Q.SNSでどのように同じ考えを持っている人をみつけたのですか?
毎日、地道にブログなどにいろいろなことを書いて知ってもらうことで、だんだん自分と同じ考えの人に賛同してもらい、仲間になってもらうことができました。
他の起業家の方にもインタビューをし、私たちに起業や将来のことについてアドバイスしてくださいました。
起業をするには、まずどのようなことに興味があるかを発見することによって、アイデアが生まれ、そこから発展していく。起業はしなくても、自分のやりたいことが今既存しているのであれば、その企業にはいってやっていくのもいいと思う。
とにかく、自分のやりたいことをやれるのであれば、どんな道を選んでもいい。
今から、たくさん経験してやりたいことを探してください。
【感想】
私は、今まで起業というものは未知の世界で将来の選択肢にもなかったけれど今回インタビューをしてみて意外と、何かやりたいことがはっきりとあれば、起業についてしっかり学んで起業をすることは、今生きている限り誰にでもできることであると分かったし、起業について怖いイメージを持っていたけれど、そこまで恐れることは必要ないと思いました。
3.3日間のまとめ
インターシップとして、名古屋市の取り組みであるユースキャンプを見学したり、スタートアップを知るために起業家の方に話を聞いてみて、私がインターシップに来る前の目標である「自分の将来の選択肢を広げる」ということが、市役所で働くことや起業することなど、実際どんなことをして、どのようなやりがいをもち様々な人が働いているかが分かったことにより、この目標を達成できた。
これからも3日間学んだことを忘れずに将来の自分に生かしていきたいと思う。(千賀理紗)
私はいままで起業することが働き方だとは知らなくて、起業することは会社を辞めて新しいことをすることだと思っていました。今回、仕事をやりながら起業できることを知り、起業に対するイメージが変わりました。お話を聞いた方の中に、転職をされた方がいました。私は転職をあまりすることはないとおもっていましたが、お話を聞いてやりたいことのために転職をするのもありだなと思いました。(森優希)